お施餓鬼は以前は普通供養と特別供養は座数の違いでした。
特別供養は三座。普通は一座。
今年より施餓鬼法をすることは同じですが、特別供養は別して「宝楼閣陀羅尼法」を修することにいたします。
宝楼閣真言はお施餓鬼でも次第が長いものでは唱えますが、宝楼閣陀羅尼は亡者を引き入れて宝楼閣から上位の天界や浄土に送ります。観想ではちょうど上へ行くエレベーターの乗り口みたいな感じです。
お施餓鬼ではこれに乗りそこなった方々は光明真言であまねく救済することになっています。
「宝楼閣法」はこの宝楼閣真言をもっぱらに祈る法で感想が素敵なので私も大変好きな法です。