今日は大森先生が見えた。
その折の話。
どういう訳か指導を受けにきてその通りにしない人がいる。
たとえばこれこれの真言をお唱えして…というのに全然、別な真言をとお唱えして「これじゃダメですか?」とかいう。
支持したとおりにで素直に言ったとおり行う人はやはり験を見るという。
そうでない人はどこかに我流を入れる。
それでこれではだめか?と聞く。
駄目も何もそういうことをしてくださいと言った憶えはないという話だ。
ひとに素直に従うのが嫌なのかもしれない。
それでそういう人は当然結果も出ない。でもなぜかそこには気が付かない。
うちでもそういう人もいるがあえて叱らない。
「私は先生の言われたそれよりもこれこれこういう方がいいと思うんです。」
「ああ、そうなのね。あなたのほうでそこまで言うなら、後は自分のいいようにしてください。無理なことしろは申しませんから。」
そんなにわかっているなら人に聞かないでやったらどうよ?と思う。
で、あとはもう一切口は挟まない。
お好きにどうぞである。その時点でもう私の知ったことではないのである。
「ダメでした」と言われれば「それは残念!」でおしまい。