金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

真言に訊く


御祈祷というのは一心凝らして祈り倒すように祈るのだと思うだろうが、現実は違います。
ときになかなか真言が通っていかない。効験が出ない場合は真言も変える。
これは医者が薬変えるようなもの。

その場合は建前論で真言を選んでもダメです。例えば結婚がうまくいかないから本尊真言に加えて愛染明王というのもありですが、いつも必ずそれがいいとは言えない。不動明王がいい場合もあればもっとほかの真言がいい場合だってあります。

そこは真言に尋ねるそういう心が必要。訊ね方ですか?
難しいところですが唱えて未来のヴィジョンが出てくるかどうかですね。
祈願というダンジョンに道筋作っていくんです。
そうすれば結果に至れます。
そこに限っていうならPSゲームにちょっと似てるかもしれません。