羽田談
一般には猫の居る涅槃図は画僧・兆殿司が赤い絵の具を切らせて、それを猫に教えてもらって。その御礼に猫を描きくわえたと言われています。
そもそもブッダの死に際して仏母摩耶夫人が起死回生の薬を届けに天上から降りてきて仏陀を助けようとしたところ、ネズミがそれを受け取った。
ネズミは急いで釈尊のもとに走ったが、哀れ猫に取られてしまったという。
それで猫は仏敵という話になっていたが、この絵の具を教えた猫はそれを不名誉と思って「ネコを描きくわえてくれ」と言ったという伝説。
そもそも実際は猫は尊い仏典をネズミの害から守るために輸入されました。
だったら本当は仏教の恩人だと思うけど・・・ひどいニャン!