以前、講員さんに聞いた話。
非常に素行のよくない監督のいるある学校の運動部。
何度も注意勧告したのにおさまらないので3度目の事件で辞めていただく方向に。
ところが結構部活を大会に連れていくなど、そっちの方は優秀で、その一事ゆえに一部の保護者は断然支持するという事態。それで保護者と会議。
バカバカしいのはやめさせるなという意見の中に「今まで許してきたのだから今度も許してやれ。」という意見。
今まで許してきたのにもかかわらず、改まらないからこそ許さないのでは?
「監督がいないと部活が宙ぶらりんだ、子供が可哀そうだ。次を見つけてから」という意見。
部活などより子供にとって大事なのはそういう人間を「学びや」に一刻も置いておかないということだ。そんな人物にこれ以上子供に接触させる方が教育上問題だろうが。
部活も学校教育の一環でしかない。
大事なのは感情論でなく、教育の場はどうあるかだろう。
例えば素行が訴えれば犯罪に類するとしても引継ぎするまで置いておくのか?
抑々、県大会に出ようが全国大会に出ようが学校はスポーツクラブじゃないし、選手養成所じゃない。教育上まずい人間はアウトなのが本義だ。
実に愚かな保護者だ。自分の子供が部活をしているからと言って教育の根幹は曲がらない。曲げてはならない。
私だったらコテンパンにいってやるのに現場の人間でないのが残念なくらいだ。
似た事例があるようで全然関係ない処からうちの学校の話ですか?と言われましたがそうではないとお答えしました。驚き!
世の中におなじようなことはおおいんですね。
ちなみにこの話自体は実は去年の夏の話です。リアルタイムではないです。
まあ、しばしばこういうコーチや監督の人格問題はニュースにもなってるよね。
どこでも抗う意見は同じでこういうコーチや監督を支持するのは結局現場の人気の問題なんでしょう。たとえ暴力的で昼間から酒臭く飲んだくれて学校に出てくるような人であっても人気がある人はいるんでしょうかね。
(大人が酒飲むのは自由だが学校に飲んでくるのはどうなんだろう?)
でもいくら人気があろうが学校がそこに目をつぶってはいけないと思う。