イベントをつないで生きている

人は普通人生のイベントだけをつないで生きている。多くの時間をワープして生きている。

だから八十才になろうが百歳になろうが自分の人生を語るのに半日かかるということはない。

そこには誰であれ無数の時間と体験が省略されている。

埋もれているそれは意識のうえにあがることはない。

たとえば小さなことで言えば会社勤めが終わり帰宅する人の意識は普通ただ家に帰るのみだ。

もっと帰るまでの目に触れ耳に聞こえるものを色々意識してみる。そうすればずっとずっと人生は厚いものになるのではないだろうか。