困ったときの智惠はまず「何とかなる」と思う事。
例えばリストラされそう。
「何とかなる」と思うとリストラされないのか?
それはわからないネ。なるかもよ。
断っておくがこれは「現状維持が何とかなる」と思うことじゃないです。
だからこの「何とかなる」は「きっと大丈夫」じゃないんです。
「あなたがなんとかなる」というだけのこと。
でも本当に大事なのは現状でなくあなたそのものです。
そうでしょ?
だからたとえリストラされてもなんとかると思うことはやめちゃダメ。
リストラされるのにただ悩んでなんかいられるものか!?
あなたが想っているようにはならなくても何とかなる。そういうこと。
大体人間は想っているようにはならないものだ。
数年前に今のあなたは予想できた?
だから私は「きっと大丈夫!」ということは慰めではいわない。
いいたくないね。
いまひとつ、最低、最悪を予測することは覚悟のうえで大事だ。
ただしこっちは口にしなくていい。
「大丈夫じゃない。解雇になるという覚悟はある。それでもなんとかなるだろう。なんともならなければそれまで!」というほかにはない。
拝むときもそう思って拝んでいます。
眉間にしわ寄せて縋りつく祈りは本当は何の役にも立たない。
そんなことうんざりするほどどしてきてよく知っている、
人のことも自分のことも覚悟と気楽です。
覚悟があるから気楽がある。この二つが大事だ。
二つあるからこそ何とかなるんだと思っています。