大人気の故プリゴジン氏の書いたという絵本。
プリゴジン氏はワグネルだけの代表者ではなく様々な顔があった。有能な多角経営者だ。民間軍事会社は氏の一つの顔に過ぎないようだ。
民間軍事会社を持ち、戦争で儲けようとするこの男にも子供を喜ばすためにファンタジックなお話を書く優しい心や才能はあったわけだ。
人は複雑だ。
今、反乱を起こした後、事故死したというプリゴジン氏は急速に英雄視されてきている。
この動きにプーチン氏は危険の匂いをかぎ取っているだろう。
プリゴジン氏を追悼する動きがプーチン氏に戦争をやめさせようとする発端を生むなら、それは彼の罪業を浄める供養になるかもしれない。