金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

修行者の食事を調える十六善神

この方は理趣分1000座目指して読んでいましたが途中まで禁忌である牛豚の肉食をしらないままに読経していたので改めて修行に向かった方です。

 

「 羽田先生、こんにちは。
群馬の○○です。
理趣分につきまして、改めてご指導いただきありがとうございました。このことについて不思議なことがございましたので、ご報告申し上げます。

改めて四つ足不食の身を意識して過ごしておりますが、

①先生に懺悔した日、帰宅すると、妻が知人から獣肉エキスの入らない、アゴだしのカップ麺を箱で大量にいただきました。


②近所に住む義母がよく夕飯のおかずをおすそ分けに持って来てくれるのですが、それが海鮮鍋でした。魚介の鍋を作ったのは初めてだそうです。


③昼食はいつも学食を利用しているのですが、高校生大学生用なのでメニューのレパートリーは、魚介系1、唐揚げなど鶏肉系4、ハンバーグや生姜焼き、カツ丼など豚牛5の割合いなのですが、突然魚介系のメニューが増えました。食べられるものがかなり限定されるので、飽きてしまうし難儀するなあと思っていましたので、助かりました。

いずれも謎です。いままでにないことです。


四つ足を食べなくてもなんとかなるよう、環境がどんどん整っていくので、神仏のご配慮かと本気で思っております。正直怖いくらいびっくりしております。

逆に、それだけ見られているとも言えますので、襟を正して丁寧に行を重ねていきたいと思います。
合掌。」

 

 羽田談

それはおそらく般若経と持経の行人を守る十六善神、深沙大将さまのおはからいと思います