いまの停戦は其の侭、ウクライナの即時無条件降伏以外の何ものでもない。
ここでウクライナに武装解除を促すなどできるはずない。
それでは戦って亡くなったウクライナの兵士や市民はどうなる。
敗北し降参するのはあくまでウクライナ自身が選択して決めるべきこと。
第三国である日本が言えることではないだろう。
これくらい他国とその国民を侮辱する国辱的な言葉はない。
そしてこの論法が通りならば戦争さえしなければいいという理屈で侵略を認める悪しき前例になるだろう。
戦争が止むなら何でもいいのだという平和主義には私は反対です。
そういう意味では戦争絶対反対などではない。
暴力行為が止むのなら暴力団の言うとおりにすべきだというに等しい愚策だ。
ウクライナの尊厳はどうなる。
それは国の基本的人権と同じだ。基本的人権を暴力の前に捨てろと勧めることはできない。
世界の良心がが考えるべきことはロシアをどう弱らせるかしかない。