金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

「キングダム 大将軍の帰還」を見て

こちらはキングダム。二作目は実は見ていないのですが今回の主役は主人公の信(金子賢さん)というより秦国の王騎将軍

大沢たかおさんが好演している。

題名の大将軍とは彼のことだ。

 

信は王騎に憧れ大将軍を目指す青年。

物語の中盤、王騎将軍から信は「お前は才能はありますよ」と伝えられる。

 

将軍としての才、武人としての才。

それは春秋戦国の時代には極めて大きな才だろう。

ただ平和な時代にはそう必要とはされない。

 

いつの時代にも必要とされる才とそうでない才がある。

時代が違っていたら、世が世ならと言う人はいつの時代にもいる。

それを思えば人の品定めは簡単にはできない。

ただどんな才能があろうが必要だし、いつの世にも通用するのが人徳だ。

徳は貪りを離れて世のため、人のためにおのれを動かせる能力だ。

押しつけの全体主義のなかでは真の徳は養えない、

現代の個人主義の世の中では一種の才能だろう。ただし養うことはできる。

 

映画としては戦闘場面もそこそこ程よくて面白い。

よりドレードが高いが、赤壁の戦いを題材にした「レッドクリフ」は戦闘場面が長すぎていささか私的には見ていてつかれました。