今年の在り方は少欲知足ということを実践していきたい。
私の言う少欲とは足らないものを我慢するという意味ではない。
慎ましく生きるという意味でもない。
大事なのは要らないものはいらないという「見切り」だ。
必要なものは必要だ。
知足は現状で間に合うのではないかという考えだ。
足りていることを知ればいらないものもわかろう。
つまらぬ好奇心でものを買うのはバカバカしいと思うが、
人生をカネそのものを生きがいにあくせく生きて、金の亡者になるのはもっとバカバカしい。
モノもカネも大小の量ではない。
必要なものは必要。いらぬものはいらぬ。
安くても、高くてもそうだ。
ことさらに無暗に飾った豪邸をたてたり、貯金の額を世間に自慢するなどのデモンストレーションは児戯に等しい。
力量を誇りたいのだろうが、精神的田舎者のすることだ。粋じゃないね。
社会的力量はあると思う人だと思うががそういう人生を成功とも思わない。
そもそも人生の成功ってお気楽に飄々と生きていけることだと思っている。
それはモノ以上に心の問題だと思う。