金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

コロナが去って・・・それでも私はアメリカを選びたい

コロナ終息には年単位ときいています。

新薬ができるのも一年はかかる。

アビガンがうまく効いてくれればいいのですが・・・

いずれにしてもコロナ後の世界はどうだろう。

コロナは都会の人口密集社会でこそ猛威を振るう。

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要するに都市型の病だ。

だから、いわゆる経済先進国は軒並みダウン。

途上国との差は縮まるでしょうね。

 

たぶんそんななかでこの後、コロナが去れば中国は一番早く盛り返すでしょうね。

 

中国には地理的に先進国の部分と発展途上の部分が併存しているから地方の人力を底力に盛り返す。古い杵柄ではあるがお得意の人海戦術だ。

 

一年もたてばアメリカはもうよそにかまっていられないほど荒廃するでしょう。

たとえコロナが去っても容易に回復はしない。

 

そんな中で私的には日本は矢張りアメリカを選ばないといけないと思います。

さもしい心で中国を選んではいけない。

徳のないさもしい国日本。

私たちはかって一回さもしい心で恩のある中華民国を裏切った。

 

日本にとってアメリカは戦国時代でいうなら徳川にとっての織田のようなもの。

メンドウな御館様だ。最後の最期にはいろいろな意味で離れたい相手だ。

 

しかしアメリカは今川ではない。中国は徳川にとっての今川家みたいなもの。

日本が中国になつくことでアメリカはますます力を失い。世界の均衡は破れる。

少なくとも東アジアは中国の一人勝ちになる。

韓国はもともと中国寄りだし、北は言うに及ばず。そこに日本が加われば中国の衛星国は完成する。東半球は中国のものになる。

 

同盟とは名ばかりの面倒な宗主国だがアメリカを捨てて、表向きはそうはならないだろうが実質的に中国につくことは全てが中国支配になる最初の一手だ。

中国という国はアメリカに比べてもはるかに信用できない。

 

だから疲弊していても同病相憐れむでもいかに疲弊していたとしてもアメリカを選ぶべきだと私は思っています。

勿論、素人考えですが、(笑)

 

 

 

 

 

狐と狸

東京浅草のおたぬきさま 「鎮護大使者」は浅草寺の塔頭のひとつ。

伝法院通りにあります。

明治時代になって10年たったころ、時勢に不満だったのか、浅草寺本堂下の狸がいろいろ悪さをしたといいます。

困り果てて当時、来日していたフランスのサーカス団に頼み、本堂床下に大砲で空砲撃ってもらったが効果はなく、。逆にこれに対して小石の雨を降らして応酬したという。

かくすうるちに浅草寺住職であった唯我韶舜大僧正の夢枕に狸が現れ言うには「自分は観音様を守る狸だ。お堂を立ててまつればお寺を火災から守るだろう」と。

 

それで明治18年に今の鎮護堂が立ったという。

 

お参りしてもいつもひっそりはしているがだれかしらはお参りしています。

境内には水子地蔵様もある。

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※鎮護堂で頂いた狸さん

 

お参りにいったら霊狐さんはあんまり好きではないようだった。

「何か気に障ることでも?」と聞いてみたら

「別にそうではないがタヌキは騒々しいので・・・あまり好かぬ。」とのこと。

そういえば狸囃子というのはあるが狐囃子というのはきかないですね。

 

ご本尊は写真で見ましたが立派な彩色の荼吉尼天でした。

狐に乗るオーソドックスな像でタヌキには乗っていない。

この荼吉尼天自体が御狸さまだと考えたら、狸が狐に乗っているんだから狐から見て面白くはないわな。(笑)

http://www.senso-ji.jp/guide/guide14.html

 

 

 

 

 

 

浅草寺 金竜大権現

浅草寺では毎年金竜の舞という行事がある。

3/18で今年はこの疫病騒ぎやらなかったのかと思うけど

「浅草寺の山号を金龍山と言う縁起は「十八日寺辺に一夜にして松千株ほど生ず、三日を過ぎて天より長さ百尺ばかりの金鱗の龍、松のなかにくだりしが、その後あるところをみず、これによって金龍山と言う」のだそうです。

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さてこの金竜がいかなるお方かなのか、大分以前のことですがお参りに行きました。

霊狐さんも一緒に行きました。

お参りして「どうです?」というと

「これは龍に見えて龍ではないぞ。聖観音の御化身がおられるのだ。」とのこと。

観音の御変化身としての龍のようです。

「八大竜王なども権現身でしょうにどう違いますか?」

「八大竜王は極めて高位の龍だがいってみれば菩薩の魂を持つ龍たちだ。だがこの金竜権現は聖観音がそのまま化身された存在なのだ。言ってみれば聖観音なくしてはこの金竜も存在しないものなのだ。わかるか?」と言われた。

 

「なるほど・・・まるきり別格の方なんですね。」

 

霊狐さんは最後に「以前にここの山主を務めた偉い和尚がおられただろう。お前も名前は知ってるだろう。その人に本尊がまさに金竜になって随逐されていたのだな・・・」と言われた。

 

 

母の師匠

母の絵の師匠 高間惣七 画伯の絵「緋インコ」と思われます。

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 「独立美術会会員の洋画家、高間惣七は1月26日午後零時5分、心筋硬ソクのため横浜市の自宅で死去した。享年85歳。高間惣七は、明治22年(1889)7月25日、東京、京橋に生れ、大正5年(1916)3月東京美術学校西洋画科選科を卒業した。美校在学中の大正2年(1913)第7回文展に「午前の日」が入選、翌第8回展では「養鶏場」入選、褒状をうけた。その後大正4年「漁師町」、同6年「浮雲」が入選、同7年第12回展「夏草」が特選となった。続いて大正8年第1回帝展から無鑑査となり、「幽村の春」、第2回展「海浜」「裏庭」、第3回展「花園の鶏」と連続特選となり、大正14年には帝展委員にあげられた。その後も帝展、新文展で委員、審査員をつとめ、戦後も第9回日展まで審査員をつとめた。その間、大正13年(1924)3月には、牧野虎雄、斎藤与里らと槐樹社を設立(昭和6年12月解散)、昭和7年(1932)東光会創立に参加してのちに顧問、そのほか新光洋画会、主線美術協会などにも関係した、昭和30年(1955)、突如、官展系との関係を絶って独立展に出品。勇気ある行動として話題となったが、同年独立美術協会会員となって、以後、独立展を中心に主要な作品を発表してきた。昭和34年(1959)第5回日本国際美術展では「海風」を出品して優秀賞を受賞、昭和39年には渡米してマイアミ近代美術館で個展を開催し、同48年4月勲三等瑞宝章をうけた。鳥類を好み、自宅にも多数飼育して鳥を題材とした作品も多く暖色系の明るい色調を特色とした作風で知られる」

 

高間先生は美しい鳥のほか熱帯性海水魚など色の鮮やかな生きものがお好きだった様です。母がアトリエにお邪魔すると当時は珍しかったそういう南の海のカラフルな魚たちが宝石のように泳いでいたそうです。

御子息も同じように海水魚を愛される方らしく、お会いしたことはありませんがちょくちょく私も行っていた南林間の海水魚店にお出でになっていたようです。

母も高間画伯の影響でか、家には大きな禽舎があり、美しい鳥が数多くいました。

 私が熱帯の海水魚を飼い始めたのも、どうせ飼育するなら色彩の美しいモノを・・・という母の勧めもあってのことです。

それまでは石鯛やメジナなどの近海魚を買っていました。

ちょうど寿司屋のいけすの小さい感じです。(笑)でも熱帯性の魚類に鞍替えしました。

 

いらい30年以上熱帯性海水魚の飼育をしています。

これは今の水槽、水槽はすぐ苔が生えて写真のように曇りがちです(笑)お恥ずかしい。

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母の師は師事してほどなくなくなってしまい他にも大石哲路画伯・宮永岳彦画伯などにつきましたが、やはりそう長い間のご指導を仰がぬうちに他界されたようです。

母は色彩の鮮やかな絵を多く描きますがこれは高間先生の影響でしょうね。

 

江戸の智慧 現代の愚行 呪詛返し

江戸時代以前の呪詛返しは被疑者不特定でやる。

 

現代の呪詛返しはたいがい誰が呪ってるから始まる。

霊能者なんかの多くがするのは犯人捜し。

そんなことしなくても呪詛はかえせるのにね。

それで探し出してリベンジする方法しか頭にない。

そういうのシロウトだね。

それは呪詛返しじゃない。ただの呪詛です。

そんな基礎的なところ混同してるのは三流の術者だ。

 

呪詛に呪詛で対抗する。おさまらない。

しかもその相手を大体まちがってたりする。

それ以前に呪詛がないのに相談者がいうがままに誰かと決めてしまう。

相談者が知ってる人を選んで。

酷い話だ。

 

私が以前ある人の受けてる「蜂式」打ち返したのも被疑者不特定。でも防げる。

そういうものだ。昔の術は。

ミサイルがどこから来ても迎撃できればすむ話。

まして霊に敏感な人だったらコンピュータウイルス撒いたのだれみたいな話で相手なんか特定できっこない。

 

江戸時代はどこのだれがやったなんていわない。

 

横町のおかみだのどこそこの旦那だなどと仮に特定して言えばいらぬ騒動になる。

昔の術者が聞いたらいまの術者はなんて馬鹿なんだろう!というだろうね。

私もそう思う。

でも呪詛返しよりみなさん興味があるのは一体だれがやってるかなんですね。

 

そんなのどうでもいいやんか。

 

例えば盗難除け。

三峰のお犬様は盗んだ人を追っかけてって取り返すという。

こっちは誰だか知らないけどお犬様任せ。

要は金品が帰ってくればそれでいい。

モノだけそっと咥えてこようが、犯人を八つ裂きにして取り返そうがそこはお犬様任せ。

(その場合、相手が無事でも、八つ裂きになってもわたしの知ったことじゃない 

それは神々に対する越権だと思う。私はそういう人間です そういう冷徹さはむしろ大事にしてます。)

 

術はそういうもの・何が目的なのかは正確にしないとダメです。 

呪詛返ししてくれと言いながら実は呪詛を頼んでくる。

だから誰が呪っていると特定人物を口にした時点で相談は止めです。

検証できないですから。

呪ってやると言われてるなら別ですがね。

 

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自滅への道は敷いてある。

どんなに警鐘を鳴らしても夜遊びだのの飲み屋だのに入り浸って「肺炎になったらなった時だよ~。」というお方。

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こういう風潮をつくってきたんだね。

「戦争になったら個人の土地や個人御家が接収して利用されるような法律は駄目!」だとかいう左翼政党の先生や共産党宣伝部隊のオバハンとかが。

「国に個人の権利は絶対侵害させない!」とかほざいて。

 

だからどんな事態になろうが、どんなに「危ない」と言おうともほっつき歩いてやまない人がいる。だってそういう人は国はただ国民のサーヴィス機関だと思っているからサーヴィスは自分が必要ないなら断っていいんです。

戦争になっても個人の自由や権利が優先される?

 

そんな国はないんです。

 

そういう観念が禍いして自由だ権利だと言って慎みなく、国のいうことは全て国民を欺くためだと言いながら日本は緩やかに自滅していく。

コロナ騒ぎは大したことでもないのに森友問題をごまかすためとか言う人もいるので呆れる。

 

そういう道がもう敷いてある。

荼吉尼天真言

お尋ねが多いのでお答えします。

荼枳尼天様の真言は幾種類かありますが基本はオンキリカソワカです。

真言宗はオンキリカクソワカというのが普通です。どっちでも好きなほうでいいです。

大黒さまはオンマカキャラヤソワカです。

 

荼吉尼天十九種の御利益?

コン!なうれしいメール頂きました

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「いつも大変お世話になっております。
荼吉尼天御幣到着致しました。

到着に先駆けて3月31日に、
妻に妊娠検査薬での反応が出ました。

以前ブログでご紹介されていた荼吉尼天19のご利益でしょうか。
まだ正式な検査前ですが、不妊治療を続けておりましたので、こうした兆候でも思わずメールでご報告してしまうほど、大変嬉しいです。
ありがとうございます。」

 

・・・確かに荼吉尼天お誓願に福子をさずかるというのあがりましたね。

いずれにしましても、無事に奥さまがご出産なさいますよう。合掌。

元三大師片供

K師から授かった元三大師片供をしてみました。

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星供みたいに紙銭をその都度切る。

蓮台と紙銭かけの道具は K師からかねて頂いていたもの。この蓮台の上に降臨してくる。

 

この法は正念誦に如意輪観音と声聞真言を同数唱える。

如意輪観音は本地だからわかるけど声聞真言は何故?

天台僧は菩薩僧なのに・・・どうも不思議だなと思いながら修行してたら

霊狐さんから壇から降りるときに「お前はバカだな。観音三十三変化身のうち、声聞身というのは頭剃った僧形で現れた姿を言うのだ。大師は如意輪観自在尊の声聞形の体だから声聞真言なのだよ。」

「そうなのか?」

霊狐さんはそういうが・・・さらに問うべしの問題だ。

 

 

 

 

 

 

福猫稲荷様のおうち

毎年、お世話になっている福猫稲荷様がむき出しでは気になるのでお厨子を作りました。神さまっぽく簡素な白木ですが・・・

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どうですか?「おうち」は気に入っていただけたましたかしら。

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