此処は時代劇の撮影で良く使う観音堂の階段です。
琵琶湖を望む。オーパが邪魔です。昔は豪華客船ミシガンとか夏の花火がよく見えたのに残念です。
これは毘沙門堂。小さいけど東照宮みたいな極彩色の塗りで華麗なお宮です。三井寺ではこんな感じなのはここだけ。
十八明神社。本当は天照大神以下の18柱の神様を祀りますが、その昔、頼豪さんが比叡山の横暴ないやがらせを恨んで護摩を焚いて憤死し妖怪「鉄鼠」になった伝説があり、それが合祀されているため「ネズミの宮」という通称がありますが、本来、十八明神と頼豪阿闍梨は関係ないのです。
総門の手前には「三尾神社」があります。三井寺でいう守護神の三尾明神さんです。山内にも西の奥、普賢堂に小祠「上の三尾社」があり、加行ではお参りします。対するにここは通称「下の三尾社」といいます。
兎さんがトレードマークです。卯年卯月卯の日の御出現だそうで卯年の方の守り神として知られます。
拝殿脇に縁結びのウサちゃんがいます。
御神紋も「向かい兎」です。ご祭神はイザナギノミコト
手水までウサギです。
兎が好きな人にはお勧めな神社です。本地は普賢菩薩。
三井寺の御守護神は山王権現が釈迦、新羅明神が文殊で釈迦三尊です。
他には早尾権現(不動尊)もそうですね。