金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

そんな親切な人間じゃないです


今日馴染みの書店に行ったら、「羽田さんに霊がついているという相談に行ったらえらく怒鳴られたって言ってた人がいたけど?そうなの」と聞かれてビックリ!
きけば易とユング心理学の本書いた偉い学者さんのお弟子さんだって?
その本は私も持っています。とてもよい御本ですよ。
なんとそのお弟子様二、三人だかで拙寺お出ましになったというお話でした。 

キツネにつままれるとはこのこと。
まったく知らないけどね。
まあ虚言癖ある人は多いから・・・・  
第一そんなことのっけから言うのが偉い先生の弟子というのがそもそも怪しい。(そんな教養がある人間が霊が附いたなんて言って、ろくに知らない寺にゾロゾロ雁首並べて相談にやってくるかしら?)
弟子というのがまずウソじゃないでしょうか。
たぶん、講義聞いた程度で弟子だとか言うんだね。
虚言癖のある方にはありそうな話。 
困ったものです。

大体、拙寺でははじめから霊がついているなんて相談者はまずお断りです。
電話の段階ですべてブロック。お断りしています。
お互い時間のムダですし、本物ならそれはそれで大変だから信者以外は相手にしません。
しかもそんなひとたちを寺にあげたうえ、私が怒鳴ったって?ハア?
馬鹿馬鹿しい。大笑いとはこのことです。 

だいいち私ってそんな親切なことするような人間じゃないですよ! 
それに、そんなに間抜けでもないですよ。
だって頭から霊障ときめこんで来るお方を叱るなんて、タヌキにお手しないと怒るようなものです。しょせんムダなことなんです。  
そんな人間には関わりたくないので、うちに来ても無駄ですと諦めていただくようお断りするのみ。
そのことはブログでくどいほど言っています。
でもそういう人が後を絶たないのはなぜ?
もはや重ねてこんこんと注意したりというような考えは一切ありません。
まして、わざわざ声を荒げて注意しようとするのはトウシロウのすることです。
百も承知でいってくるのですからそれを怒鳴ったってどないなりまんの?
触らぬ神に祟りなしですから・・・呪いだの祟りだのを前提として認めるよう押し付けてくる人など私の知ったことではありません。
   
買いかぶりはメイワクですね (笑)