理由はそのほとんどが、客観的に妥当な因果関係がなく、要は本人の思い込みだけであり、なかには医療的な処置が必要と思われる方が多いからです。
例えば特定な人が呪っているとか、キツネがついているとか・・・でも
お話を伺うとそこに因果関係が認められるようなものはありません。
また、すべてではないですが往々にして生活態度もむちゃくちゃでそのような相談以前に生活や収が不安定で、一体どうするのかが深刻な方もいます。
私は心霊を否定する気は全くありません。
だから、そういうことがないとはいいませんが・・・
どうしてそうと言えるのかがお話を伺ってもわからないのです。
いってみればただの決めつけです。
そういう方は被害妄想や統合失調症の可能性もあります。
霊的な相談をしている以上これらの方とは多かれ少なかれかかわることになります。
しかし当院には医療的な処置を求めてこられるわけではありませんし、霊的な問題として扱わねばご不満な方もあるでしょう。
そのような事例を本人が望むからと言ってあくまで霊的問題として扱うのは抵抗がありますし、不誠実なことと思います。
なによりも私自身納得がいきません。
長年やってきて改めてそう思います。
よってはじめから霊的な相談というのは外来においてはこの際、これを辞めることにしました。
外来の心霊問題は講員の紹介者のみにさせていただきます。
なお仏教来談法は誰でもオーケーです。多少関係はあるものの決して心霊相談ではないので予めご了承ください。
外からの問題でなくまずご自分の心の問題として捉えることが柱です。
ご理解ください。
注、霊的な・・・とはいっても御回向や供養などは致します。(笑)
