普通の梅ですから茶色だったんですけど今は黒に近いこげ茶かな。
塗香とか香油がしみ込んでいい香りがします。
一代目のお数珠は誰かにあげてしまったけど誰だか憶えていない。
平成１０年から今年で２２年間浴油拝んだから、半ば交換してやはり１０年くらいたったかも。毎月７日座拝んで加行で１００座、２２年間それ以外も拝んでいますので浴油だけでも１７００座くらいは拝んでいます。
この私記も大分痛みましたが破れもせずよくもっている
聖天浴油の数珠の緒はやはりオダマキでないと房ではもたないですね。すぐにバラバラ。
私の師匠は黒檀が好きでずっと重い黒檀使ってました。
３，４時間も拝むのにね。
それで亡くなった時お棺に入れたようです。
荼吉尼天は榧の数珠とかいうけど聖天さまの御数珠のきまりはあまりききません。
師は指に力入れて真言繰るたちだから、固い材質がよかったんでしょう。
印も固く強く結んでいました。
それが師の御祈祷のちょっとした秘訣だったようです。
一洛叉やって指に水膨れや血豆ができないようじゃダメが口癖でした。
私の場合は六万遍過ぎた時点で両方とも出来ないので「真剣にやっていない！」と叱られ、途中でやり直しましたが結局そこまでならなかったですね。
