金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

キックを奇門遁甲で観戦する


格闘家の信者さんの試合を見に行きました。応援するのは平塚大士選手です。
shimada_vs_hiratuka.jpg

彼はノックアウトはないけど四度もダウンを奪い完勝しました。
めでたし、めでたし。
試合前日チケットをプレゼントしに来てくれましたが減量後で、何か全身から青い炎が立ち上る感じ。
かなりやせたけど静かなパワーが満ちていてちょうど山籠もりの行者が満行した感じでした。何か鬼気迫るものすらあった。
やはり日頃見ているの彼とは全く違うなあ・・・と思った。
果たして良い試合を見せてくれました。
実は嶋田選手とは前々回対戦してノックアウトで負けてます。
今回は見事にリベンジ!彼の格闘家としての成長ぶりが見えます。

さて今回見ていて不思議に感じたのは青コーナーから出てくる選手たちが圧勝したこと。
赤コーナーは途中までしか見ないけどひとりだけ勝ちました。
奇門遁甲で見ますと庚戌時陽6局です。
この時間、赤コーナーは東北で杜門、天地は壬庚
青コーナーは南西に当たり開門、辛癸。
天地は赤コーナーの方がましなようだが開門と杜門の違いは大きい、さらに地網が赤コーナーの東北にはある。地網は個人の事情で動きがとれなくなる意味。八神は東北は直符でいいようだが格闘技ということならば、上品な直符より大暴れする勾陳の方に利がありそう。

普通は野外の合戦では向かう方位の吉凶で見ますから真逆ですが、この場合はリングを限られた空間としてみて家相と同じように占いました。

ことわっておきますが別段、方位がこうだから勝ち負けがどうというつもりはないです。
そこは各々の実力でしょう。
逆にいうなら今回勝つ人はこの時間、東北からリングに上ると考えていいかと思いました。この考えは方位ではなく基本卜占です。
したがって方位の結果そうなるという考えではない。
これを方位と思えばだれもが方位を使用するだけで安易に勝てると思うのは愚かな考えです。
方位を使うにもまず実力涵養が大事です。
愚か者ほどひたすら術だけに頼ろうとするものです。
平塚選手、格闘家としてまた大きく成長したように思います。