元三大師様。
それも降魔大師をお迎えします。
鬼よりコワイ鬼の姿のお大師様です。大丈夫かな...
とっても厳しいお方のようです。
聖天さまの方が怖くない?
それはわからないけど、私は縁あって聖天様にお呼びいただいたと思っていますから、そういう意味ではまったく怖くはない、
でもお大師様はそこまでの核心はないので恐懼する思いです。
天竜八部や鬼神の類は親近感すらあるけど、高僧となると勝手が違って私にはとても近寄りがたいんです。私はそういう下愚の者ですので。
さてお大師様は「法城」つまりお寺を守るご誓願が強いお方。けど、逆にお大師様があるのにろくに拝まないようなお寺は諸事上手く行かないと聞いたこともあります。
ことにこの降魔大師は首楞厳三昧に入って仏法敵対の破魔の力に勝れるお大師様です。
写真撮ってみましたが霊威ある仏像によくあることですがご覧のようにぶれて映りません。
逆にしっかり撮れたお姿はどうしても送ることができません。
明日、お大師様をこよなく信仰するK師にお開眼を頼みにまいります。
お大師様となればK師ですから。
私は今までお大師様はご縁は薄い方と持っていましたがそうではないかも…と思っていた矢先、目についた御尊像なのでためらいもありましたが買わせていただきました。
ただ昔、30年以上も前、夢で見た比叡山の横川でたくさんの天狗を召し連れた七條袈裟の高僧、あの方がもしかして元三大師様でなかったかと思っています。
詳しくは下にある「観音信仰あれこれ 4 如意輪観音」の記事をお読みください
お像とともに販売元の社長様から丁寧なお手書きも頂きました。
ご覧のように鬼のお姿。
これとよく似たのは角大師でしばしば混乱されますが角大師様は疫病除けに元三大師様が表されたお姿でまた違います。
元三大師は三天と同体のお方といいます。
つまり弁才天、大黒天、毘沙門天ですね。