こちらは妙見さんとも水天さんともつかぬ方ですが一応妙見尊として開眼を考えています。
頭上の八大竜王を細かく彩色してもらいました。目や口も付けました。龍王妙見とでもいうべきか。はたまた水天妙見というべきか。
全体はこんな感じ
水天は北極を表す北の五行が水のため、妙見尊である北極星と同体とみなされます。
北斗の内の文曲星を妙見尊と見なすのもこの星が貪狼星を日曜に充てて第四番目で水曜の星だからです。雲を金箔で押し、州浜座に彩色しました。
私がこの尊をそのまま水天とだけ見ないで妙見尊と思うのは一つに右側の如意宝珠です。これは妙見尊の三昧耶形です。水天にはあてはまりません。
これがないなら蛇を手にするし、水天と思ったことでしょう。