羅睺星は西洋占星術でドラゴンヘッドというのと同じです。
右のお像は龍頭を載せた羅刹型。
実は阿修羅王の一種です。
左はチベット様式です。ダライラマ猊下の命を受けて日本に来ているニチャン・リンポチェの御開眼です。
多面多臂で下半身は蛇体。血の海に浮かぶという実におどろおどろしい怪物的姿です。
この星周りは激しい姿のお像を見てもわかるように要注意と言われる黒星。
昔から羅睺星と計都星、火曜星は要注意の星です。
日蝕と月蝕を表し、見えないという意味がありますから見えない病や災難。
癌などの病にも注意します。
羅睺星は生まれた年0歳を含み、9歳 18歳 27歳 36歳 45歳 54歳 63歳 72歳
81歳 90歳になる年に廻ります。
暗黒の星ですが、この暗黒は悪い意味ばかりじゃないんです。死と同時に生の意味もある。混とんという意味。もっと言えば生まれ直す意味です。
この年にまた再びオギャアと生まれたと思って次の九年にチャレンジすることも大事ですね。
真言はオンラゴシリソワカ。
このシリというのが吉祥の意味ですからラゴウを吉星に変えてくれる御真言です。
大森先生の施餓鬼の信者さんはよくご存じでしょう。