最期の星である木曜星は九曜星のなかでも日曜と並び大吉とします。
8歳 17歳 26歳 35歳 44歳 53歳 62歳 80歳 89歳 98歳になる方に廻ります。
木火土金水の御惑星の中で生き物の名がつくのは木曜星のみです。
木曜星は青々後繁茂した枝のような運気を表すものです。
「まとまる」という意味があり、結婚は最大チャンス。
事業推進も昨年の月曜星にスタートしたら早くも何らかの成果を見るかもしれません。
流れとしては日曜に整理し、良いものを選んで力をつけ、火曜、計都の災いをやり過ごして月曜と木曜の2年で完成させるのが理想的です。
喜ばしい年ですがいままで寺芳しくないことをしてきた人はここで悪い評判が広がるなどして苦労することも忘れてはなりません。
良き努力から良い結果がでるので、悪い行いからは良い年がきても何も実りません。
是は因果の理で明らかです。
まかぬ種は春がきてもはえない。
悪しき種はそれが芽を出すだけの年となります。
良い年に良いことがないのは誰のせいでもありません。
すべて自分のいままでの結果です。
この辺が世間一般の占いと考えは違います。
そういう悪い部分はこの翌年の羅睺でまたドドンと出ます。
羅睺でも行いが正しければ悪星とはいえ悪い影響は少ないものです。
むしろ羅睺で大いに良い結果をみることも少なくないものです。
この尊像は花の盆を持ち、頭上に木性の動物であるトラを載せています。
ふつうはトラでなくイノシシがのります。この辺りは陰陽道的な思想がかいま見えます。
真言はオンボラカサンバチシリソワカ
花はめでたい式典などに撒くので完成のお祝いを表しています。しかし今までの行いによっては頭上のトラが牙をむきかねません。