昨日さる大学の政治学者の来訪で「鎮護国家」についてのおたずねを頂きました。
愛国って何だろう?
私のような素人がそんな政治学の専門の先生と鎮護国家のお話をするのは大変恐縮で僭越の至りですが・・・
でも、その先生とお話をさせていただいているうちに自分でもお話ししながら改めて明確になったこと。
それは愛国とは「自国の歴史を愛すること」だと私なりに認識しました。
いろいろあるけどひっくるめて愛する。
自分がその国の人間であることを愛する。
それが私の愛国ということです。
過去があるから現代がある。
過去はすべて間違いという唯物史観などくそくらえだ。
それはあまりに幼稚なものの見方だと思う。
そうでないなら日本と言っても現代も大日本帝国時代もあれば室町幕府の時代。
院政時代、王朝時代、ヒミコのころと色々あるよね。愛する日本ってどれってことになる。
どれでもあり、どれでもない、歴史そのものが日本という国。それ以外に愛すべき国なるものはない。
それは歴史も全部が全部望ましい事じゃない。
でもそれはどこの国でも大体おんなじでしょ。
自分の家も同じです。
家の歴史もよい事ばかりじゃないけど自分の家系を愛する。
家族を愛する。
先祖を敬愛する。
私はその家の子孫です。
そういうことだと思う。そしてそれは自分という人間の尊厳につながっている。
歴史の中でよその国から来た人もいるだろうけど家に入れば皆家族です。
愛国とか口にするとすぐに右翼だなんだというけど・・・
そういうことはよその国の人にとっては自然じゃないかなと思う。
日本て変だね。
私の言う愛国の原点はごく自然なことです。
日本にずっと住んで繁殖している鳥や獣が日本っていいよね!というのと基本同じです。
難しい事なんて何にもない。