夫婦別姓時代は遠からず来るでしょう。
そしてやがては移民は帰化しても名前をそのままで日本国民という時代もほぼ確実に来るでしょう。私はそう見ています。
日本人の陳さん・パクさん・ジョンソンさん・メリーさん・タノムサク君のままの時代がくる。
大事なことはいまさら賛成・反対よりそうなったらどうするのか?
そういう時代に仏教はどうなる。寺はどうなる。
まず夫婦別姓なら先祖供養はあくまで実家のものをその苗字のものがするということになるでしょう。
移民時代になれば例えば夫は日本在来人で仏教。妻は移民でキリスト教。イスラム教などということもある。
そういう場合に夫が亡くなったとして妻は果たして仏教の葬式を挙げるだろうか?
これは上げなくても仕方ないだろう。文句言えない。
自分が信じてていない宗教で喪主になり人を送り出すことはできない。
特に一神教は無理。
何せ信じていたとしてもそのご当人はいないのですから。
どうしても自分の信仰で葬式上げてもらいたいなら自分で寺にあらかじめ頼むんで措くほかない。あるいは生きてるうちに引導渡してもらう生前葬儀。施主は自分自身。
自身自供養 こういうのを「逆修」という。
御参りする人は誰もいなくなるから墓は激減。墓を作る方が珍しくなる。
こういう時代は確実に来るだろうと思います。
まあ、対策は生前しっかり信仰するという当たり前のことに帰結する。
それはそれで決して悪くはないと思うんです。
イヤだと言っても確実にそうなるだろうと思う・・・。