最近は神道にも供養があるということを聞きます。
人型切って水子供養するところもあるとかどこかで聞きました。
また祖霊祭というのもあるらしい。
でもハッキリ言えば神道に本来供養はない。
先祖を高めるための祭りはあるけど。得脱するためのものではない。
つまりいつきまつれるような高級神霊や自然霊を慰める手立てはあるが、餓鬼や三悪道の霊は救済できない。
彼らはキッチリ結界すれば神域に入れない存在。
だからもともとが対象外なのです。
そこは仏教でないとうまくいかない。
神上がりするような存在はみな自尊心がある。それがあるなら神上がりできる。
人でも自然霊でも。
だけどそういうものが一つもないと無理。
餓鬼はそういうのない。
昔の三国妖狐伝に時の天皇がを病になり、これが死霊・生き霊の仕業なれば密教の護摩などで調伏できるが、神の祟りならそんなことをしては余計怒らせてしまう。
だが霊ならば陰陽師を呼んでも供養できないので無理というくだりがある。
仏教神道は車の両輪。おぎないあってきた。
ここの部分はどちらが上だとか下だとかはない。
用途による。