大森先生が敬愛修行会をされるそうだ。
どんなことをするのか?恋愛成就の祈祷会のようなものではない。
でも全く関係ないかというとそうではないだろう。
※天弓愛染明王像
恋愛とか結婚の相手を探したというお悩みは数々寄せられるが、どれもこれも根幹は人間関係なのだ。
だからよほど若いうちだけなら容姿でもてて鼻高々という人もあるが、長い実のある付き合いになるとからきし駄目という人は多い。
逆に容姿の良さが災いして人間性を一向に養わないとまず間違いなくそうなる。
人間関係を築くのは先ず人を大事にすることだ。
恋愛でも結婚でも自分が気にった人とだけ結ばれるとは限らない。
どこでどんな人と出会うかわからない。
だということはいつも同じ顔でいないといけないということだ。
異性がいるととたんにいい印象を与えようとふるまう人がいるがそういうのをつけ刃という。
強くたたけば簡単に落ちてしまう。そんなのは本当の人間関係には通用しない。
恋愛や結婚のチャンスだけじゃない、上司におべんちゃら入ったり、力ある人に認められたいとにわかに良い人になる。
これは無理だ。
それは目上の人が見てる間だけ一生懸命働くのと同じことだ。
「愛染明王敬愛修行会」専用アドレス
oomorigijyou-keiaie@yahoo.co.jp
志納料 5000円
ではどういう態度が最も良いのだろうか?
思うにそれは他人を常に大事にすることに尽きる。
人を尊重するにも密教では身・口・意である。
常に人の立場にあって動き、人の気持ちになってものを言い、人の心を汲もうとする暖かさを忘れない。
そういう人を周囲は捨ててはおかない。
よくなるも悪くなるもすべては人と人の縁である。
仕事でもプライべートでも人は良き出会いを求めるが、
であってもヒットしないなら意味はない。
ヒットするなら出会いはすでにもうあるのかもしれない。
こう考えれば人間関係もつまるところは修行なのだ。