三井寺声明は怒り節と言われ、強いアタリが特長。
この強い調子はお経に応用すると魔を寄せ付けない。
つまりははっきりと強く言う。これは息の力だ。
息は生きである命のパワーに通じる。
お経自体は尊いがだらだらやっていると餓鬼などが集めてしまう体質の人もいる。
霊問題になやんでいるという人の多くはお経を読ましても声がか弱く、息が弱い。
息が続かないのだ。
これじゃだめだ。俗にいう腹から読む。
つまり、この強いお経の力を培うには息が長く読むことが大事です。
理趣分などが随所にそういう口伝がある。
読むだけで魔が恐れて退くにはそういう秘密がある。
そういう力の養いたい人はなるべく息継ぎを遅くしてお経を読む練習をしてみてもいいと思う。