金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

玄狐あらわれて「十種神宝」を語る その2

玄狐さんから十種神宝のつづきが語られました。

 

「ひとふたみよいつむななやここのたり」というのはとくさのかんたからをかぞえるといふことなり。

おのが内に十のこころはたらきのあるをかぞえるなり。

十の心はたらきありしときはまがかみもまがことなさず、

ゆえになんじこころにつねにとくさのかんたからをおけ。「もも、ち、よろず」 といふときは十人、百人、千人のくさぐさのひとのこころにもまたとくさのかんたからあるをみるべし。ゆえにこれに続けてふるべゆらゆらとふるべとは言うなり。

これがおおなほしにみなほすということなるぞ。

 

もとよりもみはそのままにかんのくら

たまもかがみも満てるうれしさ」

と言っておあがりになりました。

カラスのイラスト(鳥) | かわいいフリー素材集 いらすとや

玄狐とは聞かない名だなと思ったら

「我はヤタノオオガラスの眷属なり」と言われてたちまち大きなカラスの姿になって飛び去って行きました。