浴油は行としてやる場合は別ですが祈願は最長連続21ヶ日と言う話があります。
365日不断に浴油している専門のお寺もあるけど一人のお施主さんのお浴油は21日間で一応切るのがいいと聞いたことがある。
たとえば28日間なら後の七日は華水供でする。
ただし、それでいったん切って再開する場合は浴油でもいいと聞きます。
前行では100日間の浴油をしましたが、祈願でそんなにすることはないので私には経験ないですが、
実際はそのあたりするしないは祈願寺さんの在り方次第ですが・・・つまりこの教えは最初から終わりまでご馳走責めではいけないということだろうと思うのです。
これでもか・これでもかと無理強いするのでは無く天尊の御心をうかがう余裕といけない。相手の意向が大事です。
だかから結局 実際に21ヶ日以上するしないはともかく祈願はすればするほどいいわけじゃない。
いわゆるガンガン拝み倒すようなことをしても無駄だということです。
拙寺も最上級の祈願は一人一願だけ、お金に任せてはいくつも頼めない仕組みになっています。
それもお金任せで天尊に無理強いをしないようにするため。
お金があればなんでできるわけじゃないということを知ってもらうためです。
それは正しい信仰のあり方ではない。
それでも無理強いしようとすると「ききわけのない!」と天尊から強烈なバツがメッセージとして返ってくることすらあるので堪違いしないように。
これは荼吉尼天や摩利支天でもそういうことがあります。
聖天信仰に多いことですが、罰までは来なくてもそういうのがいけないのはどの神様でも同じでしょう。