私が祖母から聞いた恐ろしい生き物。マルタンボウ
形状は丸太くらいの大きさで四肢はない。口や目玉はあるというから蛇みたいなもの。
しばしば人家の戸口の上に這い上がっていて戸を開くと上から降ってくる。そしてそれにかまれてしまうと血を吸われるとか、毒に当たるとか・・・らしい。
落ちながら飛びついて血を吸うような器用なことはできないだろうが毒はあるのかもしれない。
なんかこの辺はヤマビルみたいですが形状を聞くとどうもツチノコの異名のようだ。
私はツチノコよりもマルタンボウの話を子供時代に聞いていた。
実際に見たことはない。
でもむしろツチノコのことは後から知って、ああ。マルタンボウのことだな…と思った。
最近見ないがむかしは結構はいたとのこと。
こういう話が残っている以上はやはり何かしら該当する生き物はいたのかも。
妖怪と言われるノヅチも同じもののように思う。