この間、ある方から不動金縛法を実践するある阿闍梨さまの話を聞いた。
珍しい。
これ実際やる人はほとんどいないですね、
金縛りといってもその阿闍梨さまは怨敵でなく病気だの災難だの縛るという。
よくきくらしい。
金縛法と言うと調伏法だが怨敵ばかりを対象にはしない。
むしろその阿闍梨さまは怨敵だの縛るのでなしに、その状況が悪化しないよう縛るのに使っている。
私は手持ちの術はそういう状況縛りには使ったことない。
これはうかつだった。
と言うより人にも家出人の足止めの外は使ったことない。考えが固定化されすぎていたんですね。
でもこれは画期的な考えで九字でも今の状況を切り開くために切るのと同じ考えだなあと思って深く感心。
そのお話を聞いたことで俄然金縛りの応用範囲は広がる気がしました。