弘法大師は密教を求めて入唐されたとき、師匠の恵果和尚から 次のように告げられたそうである。
汝いまだ知らずや、吾と汝と宿契の深きことを
多生の中に相共に誓願して密蔵を弘演す。
彼此代々(かわるがわる)に師資と為ること只一両度のみに非ず。
是の故に汝が遠渉を勧めて我が深い法を授く。
汝(空海)は知らないであろう 私(恵果和尚)と汝と前世における契の深いことを
何度も生まれ変わりして、お互いに誓願をたてて密教を弘めてきたのである。
師匠と弟子になることを、かわるがわるに繰り返して来たのは、一回や2回ではない。
だから今、遠くから来た汝に密教の奥義を授けたのである。
弘法大師には及ばないとしても、今世で密教の法にご縁があることは、何生も前からの深き宿契なのである。
【ここからいただいたメール】
大森先生
いつもありがとうございます。本年も大変お世話になりました。
先生とは今年の4月の愛染明王様の行からのご縁なのですが、なぜか私の心の中では、もう何年も前からご縁を頂いているような、不思議な感覚がございます(笑)
とても不思議です。
また、お気遣い誠にありがとうございます。
先生もお身体ご自愛くださいませ。
いつもありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
(追伸)
私も先月の滅罪会の感想をこの場を借りて、
書かせて頂きます。
先月の滅罪会では、2回目の参加となりました。
毎回、
准胝呪と、
宝篋印中呪
を口にする時に、何か、心がスッキリするものがありまして、いつも心が落ち着くまで、7回以上、必ず唱えさせて頂いております。
また、その他、最後に、
「滅罪生善 皆共成仏」
という言葉を唱える時も、
何か、気持ちがスッキリする感じを
感じております。
次回も必ず参加させて頂き、
コツコツと続けてまいります。
簡単ですが、以上とさせて頂きます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。