お墓で転んでから体が悪くなって死んでしまう。
そういうことは良く言われます。
特にお年寄りには多い。若い人でも危ない。
お墓に死者がいるから足引っ張ると思うでしょ。
実は足引っ張るのは死者じゃなく鬼神です。死者が増えるのを喜ぶ。
大日経疏によれば人が死ぬときはいろんな鬼が来る。そう書いてある。
彼ら死体から流れ出るものが好物です。
死者が驚かないようにそれで守り刀置いたり、初七日はお不動さんで拝む。
死者は人の足ひいたりする理由がない。
低級な鬼類がそういうことする。鬼にも色々種類があるからね。
まあ、餓鬼より少し自由の利くましな状態のヤツ。
鬼も全部が全部じゃないです。神通広大な鬼もいるし、
なかにはよく助けてくれる鬼もいます。
お墓でもし転んだらすぐに不動さんの真言を唱えましょう。
ナマクサマンダバサラダカン( これは天台読みです 真言読みでもOK )
霊能者は死んだ人がどうこうというけど、ほとんどは鬼神の仕業です。
恨み残して死んだ人でもなければね。人間死んだからと言って悪さをするわけはない。