ある講員様。
今日お参りくださったが・・・
その方はここ毎月、お参りだけきちんと見える。
何か心願があるのかとお尋ねしたら・・・
「他所のお寺で一回でも聖天様を拝んだら、もう金翅鳥院では聖天様は絶対に拝んでもらえない」ものと思っていたそうです。
え~・・・まさか!?
そうではありませんヨ。
私が言いたいのはすでに聖天様の信仰や御祈願を続けている方なら、わざわざこちらに変える必要などないということです。
どうかその信仰をさらに深めて大切に育んでください。
そういう意図なのです。
ましてや他所で拝んできた人は気に入らないから拝みたくないとかでは全くありません。
それは全くの誤解です。
それは私としては今までその方が信仰し拝んできた聖天様の信仰をやめては申し訳ないから・・・と言うのがまずひとつあります。
二点目は聖天さまは聖天さまです。
ちゃんとご祈祷し指導してくれるお寺ならわざわざ祈願先を当院に変える必要などはないという意味です。
でも、お参りはしたのだけど祈祷まではしてもらっていない。
祈祷はだいぶ前にしてもらってそのあとは御縁を頂いていない。その時は信仰というほどではなかったと思う。
そういうことなら別です。
それから同時にうちはよその聖天さんをお参りしちゃダメとかはありません。
祈祷して頂くところは絞る方がいいですがお参りが悪い道理はないですもの。
たとえ観光にせよいった先のお寺で聖天様を祀ってあると聞けば聖天信者としては必ずお参りするのは自然なことです。
むしろ必ず無視しないでそこに尊天がいらっしゃるなら是非ともお参りください。
どこの聖天様であろうとルーツを言えば同じ聖天様ですからね。