人生のゴールを定めた祈願もある。
そんな御利益を頂ける人は不幸や不都合を一々気にしない人だ。
人生はよく譬えられるように山登りと一緒だ。
山に登ればだれでもエライ。息は切れるわ。汗は出るわ。足は上がらなくなるわ。
これを人生に置き換えれば人生は誰でも楽ではないのと同じだ。
皆しんどいのが当たり前。
でもそれを一々「エライ!」「しんどい」「あ~難儀だ」「もうあかん」などと言っていてはとてもゴールには着かない。
そんなのは辛くてもあえて気にかけず、黙々と忍んで登るから目的地まで行けるのだ。
人生の成功も同じ。
「忍ぶ」ということを知らぬ人。不平の多い人のご祈祷などするだけ無駄だ。
忍ぶことのできない人はオシメの取れない赤ちゃんと一緒。
誰の人生でもない自分の人生だ。その人生の山登りで四六時中グチグチいう奴など相手にしていても拉致はあかないだろう。
あまり愚痴の多い方には「月々のご祈祷も無駄のようですから。お金を頂いているのも申し訳ないのでもうやめておきましょう。」ということにしている。