よその阿闍梨さんのお弟子で「自分の師匠のやり方はどうなんだろう?」と聞きに来る人もいますが、それはコメントしないのがルールなんです。
どんなやり方であれ師たる阿闍梨さんならそれ相応の考えがあると考えるのが建前だからです・
やり方あり方は宗派、流派、門派でもみな違う。個人でも違う。
その縁を大事にするのが弟子です。
師について分別する。
つくまではそれで選ぶ。それはいいがひとたび師事しながらあれこれ分別をし、師を信じられないならもう弟子ではない。
自分の分別を優先して立てるところに師の存在は無用です。
「他の人の習ったことに口出しはするな。」というのがわが師の教えでした。
私はずっとそれを守っています。
だからどうなのかは自分で考えてください。
私にはわかりません。