金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

トルコの高地に不思議な両生類 寒いところにもいるわけ

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古代生物のようなトルコスジヤモリ

変温動物ながらサンショウウオはかな水温の低いところにも存在する。

そのむかし三畳紀は巨大な両生類の天下でした。いっぽうで当時すでに爬虫類も哺乳類も少数ながらいました。

中でもワニは登場するやその強い顎と強靭な鎧のような皮膚でたちまちに地上の王者として君臨しました。ワニと大型両生類とは大地と水を二分する存在でした。

 

ところが三畳紀の末期にあらたに出てきた恐竜との戦いでワニは敗れてしまった。

当時のワニは足は長く草原にいたのですが、彼らはやむなく水辺へと後退した。

水辺でそのワニたちとの覇権戦いで大型両生類は敗れてしまい衰退、それでワニや他の爬虫類の来ない寒いところに移動したらしい。

白亜紀当時の南極圏に当たるオーストラリア南部でも4メートル前後あったと思われる「クーラスクス」のような巨大な両生類の化石が出るそうです。

大きいものは150センチにもなる日本のオオサンショウウオは現存する世界最大の両生類ですが、かなり冷たい水でも泳ぎ回ります。

水温が0度でも体温は4度あり活動できます。ですから冬眠もしません。

実に敬服に値する。

悠久の時の流れを生きた偉大な生き物だ。