世の中のスピリチュアル系の龍関連の本を見ると皆フレンドリーなように書いてある。
龍の概念が違うのかもしれないが、私の知る龍たちは人間に積極的に関わるつもりなどさらさらないのがほとんどだ。
まあ、野生動物みたいなものだから。
ましてや使役するなど・・・餌かんなんかででも釣るおつもりか。
ただ龍を動かしたいなら竜王に頼めば可能性はある。
竜王は人間界と龍の世界のジョイントだから。
八大竜王の筆頭、難陀竜王、跋難陀竜王、九頭竜王、俱利伽羅竜王・・・。
こういう竜王たちは人間と龍のつなぎをしてくれる。
竜王たちは人の意志を受け取れる特別な竜たちだ。普通の龍とはまるで違う存在。
後、弁財天だね。
ただ竜王は別にして竜自体にしてもらえることは限られている。
自然に関すること。
霊に関すること。
場の浄化。
龍がいると怖がって来ない霊も結構いるから魔除けにはなるかも。
龍が来てよくなるのは龍が何かしてくれるというより大概悪い者が竜を怖がって逃げるからのようだ。
龍は何もしなくても存在自体が圧倒的するパワーーを放つ。
生霊も死霊もそこは同じ感じ。
でも人間関係の複雑なことやビジネスなどはあまり向かないね。
竜たちもそんなことてんで興味ないし。
竜自体に恋愛成就とかを頼んでも「それ、なんのこっちゃ?」である。
お金は竜が来ると場が活性化するので、それで儲かるとか、人が集まりやすいとかは起こる。別に金持ちにさせてやれとかいう意思はない。
でも、それであんまり人が来ると嫌がって逃げるから今度は
急にダメになる。
その辺のアンバランスを修正できるのが竜王信仰。
箱根神社とかで恋愛成就するというけど・・・もし、そうならそこは竜そのものというより背後の別な神様のなさることだなと私は感じる。
箱根神社は清々しいのでよく参拝するが、地主神である九頭竜大神はもっとガーディアン的な荒々しい存在だと思うけど。