「三密」、つまり密教でいう身 口 意 一致だが、悩み苦しみも三密一致すれば余計苦しむこととなる。
身は頭を抱え、あるいは首をうなだれ、嘆息し
口に愚痴をいい、嘆き、あるいは言語を全く閉ざす。
意にいまだ起きてもいない未来のさらなる悪化した情景を想う。
そうすれば余計苦しむ。
結果として三密一致ならぬ、「三業」一致で余計よくない状況を呼ぶ一助となる。
これはいうなれば構造的に人生を悪くする御祈願をしているのと同じことだ。
折に触れそれをしているとわかれば即座にやめるように癖をつけたい。