またまた東大寺へ、今回で最終講ですが、ただし今日は先にいくところがあります。車窓にははや伊吹山が見えて参りました。
和歌山の霊現寺様です。これは遠景
広大な境内は丸々お山一つはあろうか。
台湾の「卜刹指南宮」以来の広大さを体験。
ご住職の佐古敬道先生は十三歳から祈りで父上の命をすくわれた体験が原点にある。
私より一つお年が上だが聖天浴油も四十年間拝んでいます。東密十三流を網羅する大阿闍梨。
ありがたい不思議な体験も沢山伺いました。
我遠く及ばず❗信者さんは全国に数十万人と聞く。
この広大な伽藍の規模を保っておられるのは宜なるかなです。まあ、常人ではないわね。
本日は重ねてありがたい秘法をもお授け頂きました。
先生が三年間通ってはじめて授けられた法です。
他にも聖天様の知る人ぞ知る次第もくださいましたが「でもこれは効かないですよ。聖天さまはやはり浴油です。私のは不断浴油だから開白はあって結願はない。まあ、でも不断浴油といってもやれる時にしている。開白の時そう言っておかないといかん。伝授の時には希望する行者にそう言っています。」と笑って話されました。
神通広大なばかりか、気さくで豪放磊落な魅力に溢れた先生です。人が集まるわけだ。
このような大寺院を建立された先生ですが、特別裕福なお生まれではないし、聞けば決して楽な道のりなどではなかったようですが、その人生がお人柄に優しく厳しいなんとも深い魅力となっているのでしょう。
行きも帰りも上田仏具法衣店の上田社長にお車でお世話になりました。この場でお礼申し上げます。
合掌。