こういう仕事をしているといろいろ人に出会う。
優れた人もくればお金持ちも来る。その逆に食い詰めてしまった人も来る。
この人はお寺のためになりそうな人だから信徒さんに欲しいな・・・などと思ってもそれは私の頭がそう思っているだけで本当はわからない。
星の上からこの人は是非!と思っても縁がなければそれで終わりだ。
長い目で見ればえてしてそういう計算はすべて愚かな誤算となる。
だからいつもある程度の距離をとって人に執着しないというのは一つのルールにしている。
人は時間という川の流れに乗って流れてくる事物ようなものだ。
その流れは止められない。
とはいえ、だれしも一人で生きられるわけではない。
私もいつもいつもたくさんの人に支えていただいている。
助けられたり助けたりの世の中だ。
それがたとえ一期一会でもそれでよい。