金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

風水 宅卦 本命卦 

お尋ねの方

「いつもお世話になっております。

たくさんのメールが届く中、申し訳ない気持ちですが、

お時間のある時にでもお読みいただければ幸いです。

 

今年に入ってから、右足の病気が続いています。

痺れ、股関節の手術、親指の手術・・・と右足の病気が続きます。

同時に右をかばったせいか左足も痛めてしまい、

いっときはこのまま車椅子の生活になるのかしらと不安に駆られました。

 

家相の本によると、東玄関の家相で、卯年が巡ると脚を悪くすると書かれてあり、

まさか家相のせい?と、疑心暗鬼になっています。

 

東玄関が悪い場合、祈祷していただき、お札を貼って何とかなるものでしょうか。

先生のブログを読んでいると、方位を神に見立てたというお話がありました。

「新年家相札」には東玄関のお札はないようですし、どうしたものかと悩んでおります。

いっそのこと引越しをしようかとも思います。

お忙しいとは存じますが、どうか、ご教授いただければ幸いでございます。」

 

羽田

では申し上げます。この家は兌宅に当たりまして東が絶命方です。あなたは離命、奥さんは坎命です、

さらにこの家の宅卦は兌宅で西四命ですので、本命卦が東四命のお二人には宅卦が合わず風水の上では住みにくいというのが基本の考えです。

 

卯年は絶命に太歳星が巡ってきますのでとりわけよろしくないのです。

方位学上では南方を頭にしてみますので東は人体に配当すれば右側の凶現象になります。

 

 

卯年でなくてもこういう場合は毎年絶命方の除けをしておくことがよいです。

卯年は来年2月で終わりますが、もしもご希望なら祈願します。

本当はそういう風水上の除けは大事なのですが講員さんにも煩雑すぎるので聞かれない限りお知らせしていません。

風水師に見てもらって初めて分かることですから。」

 

で、お札をつくることになりました。風水は結構怖いです。自分の「本命卦」にあった家に入ることが基本です。

私自身の居所は東南が絶命方ですのでやはり祈願して避けております。

なお、日本で一般的に家相学で言いますと東や東南などの玄関は吉相としますが、風水ではそうと限らないのが怖いところです。

この見方は八宅派と言って家相を見る「陽宅風水」では最も基本的なものです。

なお、家相の占断は祈祷の付属のようなスタイルでしておりますので

原則、相談はおいでにならないと致しておりません。