金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

ご家族の協力があるのは心強いですね

「夜分失礼いたします。
先ほど、礼拝行3000回を終えました。13日間かかってしまいましたが、どうにか座礼ではなく五体投地でやり通すことができました。
期間中の食事は妻が協力してくれて、肉類や肉の出汁は食べませんでした。ただし、食べたお菓子の中に、マーガリンやゼラチンが含まれていた可能性があり、完全に精進はできなかったかもしれません。とにかく妻には感謝です。
最初の1000回まではとにかく肉体的に辛く、脚の痛みと体調不良でもう無理かも、、、と情け無いことに思ってしまいましたが、それを超えたあたりから身体が慣れてきて、何とか終えることができました。
2000回を超えたあたりで気づいたのですが、私は過去をクヨクヨと思い出したり、今の状況の犯人探しをする悪い心のクセがあるのですが、過去は過去!と割り切れるようになった気がします。また将来への漠然とした不安感やらが薄らいできているのを感じました。そのためか職場の人から、『前より自信が出てきた気がする』と言われました。礼拝行と関係あるかは分かりませんが。
独部法を授かるための手段のように最初は考えておりましたが、貴重な行をさせていただいてありがとうございました。」

 

 

以下羽田談 ご家族の協力があるのは心強いですね。

 

この方は准胝独部法ご希望の方で在家の方です。

私は一般信徒の修行は家族の了承がないと基本的に許可はしません。

関係ないとはいえないですから。

 

以前、信仰が嫌いな奥さんがいて信仰やめなきゃ離婚だといって争議になっている方には当院の信徒をやめてもらいました。

私は一般の方にはそうです。家庭より信仰はありえない。

 

しかし、僧侶の場合を考えるなら基本的に家庭より信仰でないなら僧侶などなるべきでないと思います。

元来出家なのですからね。その場合は波風たっちゃいけないとも思わない。

もしそうした問題が僧階まで持つ人に勃発したら介入せず決断はあくまで本人任せですが。

離婚しないまでも還俗せよとはすすめないと思う。

そもそも、そこまでの覚悟がないなら僧侶になどならないことだと思うのです。