死んだ家族は皆霊界でまとまって暮らしている?
残念だがそんなことはないと思う。
境涯や縁によってみな違う世界へ行く。
それが仏教の考えです。
色々な因縁の異なる人が出会うのはむしろこの世です。
ゆえに、殺してたべようとしている牛や豚が転生した親様の今かもしれないという危惧の元。殺生を忌む教えも説かれています。
だから先祖供養ができるのはこの地上にいる我々だけです。
地上でご先祖を供養すればそれは皆に行き渡る。因縁で結ばれた人に皆に届く。
だから先祖供養は地上にいる今ここにいる我々の務めです。
臨終の時、来てくれるのはご先祖の一部で高位の心霊です。
来たくても来られない人もいる。
まただれも来てくれない人もいます。
でも、自分のルーツをしっかりご供養すればそこにまた新たに縁が生まれます。