金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

霊能者の人生

今日は大森先生が来訪、その後、用があって私が車で東京まで出向き、大森先生もお送りしたため、長い時間車中でお話しました。

其の中でどうも霊能者というのは幸せな最期が少ないという話。

 

そういうえば・・・私の知っている霊能ある人もそんな感じの人も少なくない。

天寿を全うしないというわけでないが、あれほどの能力を発揮した人が・・・という孤独で淋しい最後になった方もいるという話だ。

実際若くして難病で死んだ人も知る限りでは多い。

如何に神通ありといえどもそうなれば、あれだけ世話になったのに・・・そういう人もすべてが最後まで好意的とは限らない。

お告げ頼りの人はどれほど頼りにしていた者も霊能の凋落が始まれば他の能力者とはせ参じもする。

それが現実だ。

霊能者の人生は難しいものだ。

そう考えれば宗教者というのはいかに不思議な力があっても、究極は霊能ではなく、あくまで人間力で勝負しなくてはならないと思う。

そう思うと、これという能力もなく、人間も知れた程度の私などは甚だ心もとない思いだ。