七夕星祭は月末までです
「金光明最勝王経大弁才天女品第十五」に「彼人所有惡星災變與初生時星屬相違。疫病之苦鬥諍戰陣。惡夢鬼神蠱毒厭魅呪術起屍。如是諸惡為障難者悉令除滅 諸有智者應作如是洗浴之法」
「かの人の所有の悪性の悪星の災変と初生時の星属の相違・かくのごとき諸悪、障難をなすもの、悉く除滅せじむ。」といわれ「諸々の智あるものはまさにかくのごときう洗浴の法をなせ」と説かれています。
この洗浴法は行者がその身を洗浴するのか、尊像を洗浴するかは定かではないのですが・・・おそらく本文から推察すると多分に行者が洗浴することをいっているのかと思います。
ただし、日本ではこの洗浴秘法は尊像に対するものとされて弁才天の浴酒法が生まれました。
当院ではお浴酒祈祷で皆さまの星に象徴されるもろもろの業を浄め、未来の祥有ることを祈るものです。
諸尊多しと言えども「生まれついての星の悪さ」を違えるというのはこの弁才天の本誓のみでしょう。