ずっと以前だが、出版関係から「なにか簡単なおまじないや霊を避ける方法を本に書いていただけないか」と言うお話があった。
それはその場で断った。
理由の第一は「簡単なおまじない」と言うことの意味が分からない。
大仰なことをしないでと言うことか?
その時こんな話をした。
空手で瓦を手刀で割る人いますね。
動作は手刀を振り下ろすだけだ。
簡単だよね。
でもそれ真似してだれでもできますか。
修練のないものは無理なのだ。
祭文を唱えるだけの呪術もある。じゃあそれは読めばいいのか。
そうだね。でもそういうのも基本は暗記だ。
形が簡単に見えるもの、武道でも占術でもなんでもそうした口伝がある。
スタイルは簡単だが凄い!と感じられるのは修練を重ね実践してきたもののみが理解するのだ。
そうでないものにカンタンでよく効く術など教えられるものはひとつもない。