昨日は平塚大士さんのチャンピオン祝いでお祝い会を上願寺さんが主宰。
私も招かれ、ある呪術をやる方も来た。密教ではない。
お供え物もいただき、何か上げるものはないかな?と探すと「ならば、お前これを持って行け」と梓霊狐がいうので「大黒天」の祭文のコピーを持って行った。
そうしたら、ちょうど大黒様のことで仕事に入る直前だったので喜ばれた。
「流石、梓霊狐は怖いな。・・・」と思う。
それはさておき、世の中にはなかなかの秘事がある。
それを「いやあ、先生のお弟子さんにどうするのって軽く聞かれました」というので恥じ入るばかりだ。まあご本人は笑っていたが、真実ならば私が嗤われている想いだね。
術を軽く見る奴がいるんだなあ・・・プロの術者は決してそういうことはない。
術の話ができるのは同格の人だけ。
しかも、それを話せるのはまずお互いがよほど親しい仲じゃなきゃダメだ。
一方的に同格とか親しい仲と思うのは失礼でしょう。
ましてや格下が聞くもんじゃない。
私は法友にですら軽々に聞かない。聞くときには金持って頭下げて習いに行くときだけだ。
あるいはお互いが欲しい術を互授する。
時々、素人さんで「○○の印はどうするの?」とか平気でで聞く人いますが「それは手順踏まないと教えられないです。」とはぐらかざすにハッキリ言っている。
別にそれで無礼じゃないし誠意あるものいいと私自身は思っている。
ましてや術者なら「自分の術はこうだが・・・」という前置きもなく人の術を聞くやつは馬鹿だ。
それが礼儀だろう。術者のうちに入らぬバカだ。
でも・・・門下にそういう馬鹿がいるとしたら私の不徳いがいのなにものでもないのだ。
実に情けなく恥ずかしい。
もしそうなら弟子を責めている場合じゃないね。
そんなことも教えてきれていない私が一番クズですから。