彼はお不動様のお寺の人ですが、実は個人的に聖天様を持っているんですね。
銀天だそうです。
縁あるお寺にいたところ、そこは名刹でやはり聖天様があった。
彼は当時ある悩みがあったのでひそかに華水供を21座やったらものの見事に解決したそうです。
華水供って言っても数種類あってそのなかでも実に簡単なものです。私もその作法知っていますけど例えば、密教の通例である五供養なんてものもないんですね。
それでもバッチリ霊験があった。
聖天様は縁のものですからね。
私も彼もそういう認識はあります。
逆に縁のない人はいくら修業した人でも聖天様はむつかしかったりします。
だから一代の因縁では聖天様には会えないというのでしょうね。
それほどとりわけたいしたことしなくても霊験が出る人は出るんです。
其れで聖天様の霊験が確かなことは知っているし、持仏もあるのだけど・・・・お不動様と掛け持ちではどうなのかというとこが悩みなのだというのです。律儀な人ですから。
まあ、確かに複数の本尊拝むのは大変。せいぜいまあ、三つですね。よく拝むのは。
私の場合は聖天さんと十一面観音は一対だから一柱とすると、後は飯縄さまに妙見尊星ですね。
後はせいぜい宇賀弁天とか。守護神なので。
でも実際頼まれて拝む分量からいえば観音、聖天、妙見、飯縄の順かな。
好きな神仏は沢山あるんですけど、諸尊法は知っていても実際はなかなか手が回らないです。
まあ、令法久住のためいろんなのやりましたが・・・。
でもお不動様と聖天様はよくお寺で一緒に祀られているから相性は悪くないはず。
生駒様もそうですよね。
ぜひ聖天様も拝むよう勧めておきました。
