金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

宇宙戦争

宇宙戦争」と言ってもアメリカ、ロシア、中国が宇宙の覇を競う話じゃないんです。相手は宇宙人です。

この間深夜、NHKで宇宙人襲来、その時人類はそうしたら…みたいな科学番組をやっていました。夜遅いので録画で見た。
銀河系だけでも太陽系みたいな恒星系は500億、そうした銀河が12兆個今のところ計算できる数だそうです。
最近はそういう恒星(太陽みたいな燃える星)から、生き物が住めそうないい感じの距離の星が30個も見つかったのだそうです。
なかには地球みたいのも何個かある。近いところで4光年先、あるいは11光年先の惑星。

理論上は箔のようなものに電磁波当てれば光速の四分の一で行けるそうなので人間はいけなくても、なにかしらものは届けることは近い将来(と言っても百年くらい先?)できそう。
そういう星には我々に近い生き物がいてむしろ当然だという見解をいまや界中の天文学者が持っている。
宇宙人に否定的だったホーキング博士も、最近そういう宇宙人関連のプロジェクトに加担しだしたそうです。

テレビによく出ていた日本で火の玉かなんか、いじってるセンセイは「宇宙人なんていても遠いから絶対出会えない」などと言っていたけど、今や、そりゃ大きな考え違いのようです。
日本の科学者は目で見える範囲の常識にしか頭が及ばないのかね。
死後の世界なんてないという最近の僧侶も一緒だけど。

最近ではロシアや欧米先進国も、もしも宇宙人襲来になったらどうなるか予想位は立てているらしいです。まぁ・・・敗色濃厚らしいですけど。
火の玉の先生が遠いから会えっこないという距離からやってくるんだから科学力の差は歴然。
せいぜいテクノロジー盗んで応戦するのが最善の策だそうですけど…。
それってなんか東宝の昭和SF映画「地球防衛軍」みたいに、一週間位で敵の弱点を見抜いていろいろな兵器を急場ごしらえにこしらえて宇宙人と戦うような話。

仏教では無数の世界があることを「三千大千世界」という。
支那でできた法華経教学的には十界互具(地獄から仏間での境界にそれぞれを含む)に十如是かけて千、それに三種世間
国土(場所)衆生(生き物)五蘊(構成要素)かければ三千です。
まあ、極めて沢山の世界があるし衆生がいるという。
帝釈天梵天なんかも各世界にいるので大変な数がいると言います。 
だから仏教的には宇宙人はいて当たり前なんです。

ある有名なチャネラーの先生の個人セッション受たときです。「あなたは惑星クリザリスから来たのです。知っていますか?」と聞かれた。
色彩の惑星だそうです。
確かに色彩の華やかなものは大好きですけどね。
「いずれはそこに還るのでしょうか?」と尋ねると「それはわからない。でも地球での転生は今回で最後になりそうです。」といわれました。
次は金星人かしら、・・・。

でも環境が地球的なら宇宙人とはいっても姿は人間に極めて近いだろうとの予測です。
たしかにね。タコ型の古典的火星人やカニバサミのバルタン星人みたいな手先じゃ高度な科学技術を生み出すのは少々難しいかも・・・。